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私はいままで赤い色を借りて、何物にも屈しない力強い精神力を持った女性をテーマにして制作してきました。その表現方法は、色彩をも含め年と共に変動して参りましたが、女性が社会の不条理を呑み込んだ上で、子を生み、次世代を育ててゆく、その喜びと決意が私の作品制作の原動力です。私をも含めて長きにわたる百万の女の生きざまを私なりの「イマ」の感覚で表現してゆく事を目標としております。
「pray」鞠が三つ宙に飛ぶ。人体を思わせるようなフォルムが両側にある。雅やかな王朝時代を思わせるような色彩感覚。梅をあしらったようなフォルムが伸びる。王朝賛歌ともいうべきしっとりとした感情世界が、画面から静かに発進してくる。
高山淳「美術の窓」掲載(70回記念美術文化展出品作講評より)
プロフィール
1974年 岡山県生まれ
1987年~ 美文展出品
1990年 関西美文展新人賞
1991年 佳作賞
1993年 読売新聞社賞
1994年 京都府知事賞
1999年 美文賞 奨励賞 会員推挙
2004年 朝日チューリップ展入賞
2005年 上野の森大賞展入賞
2005年 美術文化15人展出品
2006年 美術文化15人展出品
2007年 赤津侃企画ル・タン選抜展出品
2008年 美術文化22人展出品
2008年 日韓現代美術展出品
個展6回 グループ展多数
武蔵野美術大学短期大学部美術科卒業
○ 第82回画集作品
○ 第81回画集作品
○ 第80回画集作品
○ 第79回出品作品
○ 第78回出品作品
○ 第77回出品作品
○ 第76回出品作品
○ 第75回出品作品
○ 第74回出品作品
○ 第73回出品作品
○ 第72回出品作品
○ 第71回出品作品
○ 第70回出品作品
○ 第69回出品作品
○ 第68回出品作品
○ 第67回出品作品
○ 第66回出品作品