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会員:児玉 泰 _ KODAMA Yasushi

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コメント/プロフィール

制作に至る動機は、日常生活の中で偶発的に生じるフォルム、アイデアによる造形をもとに展開する場合と、特定のテーマを持ち、一定の期間、熟成あるいは咀嚼した中から生じるものとがある。単に造形的な要素を追求するのとは異なり、そこには一定の情念の彷彿がある。見慣れたものというより、長年見続けてきたものとしての古墳をテーマにここ数年制作が続く。古墳をどう解釈するかと問われれば、私の場合、歴史的遺産として捉えるのでなく、地理的に地表上に記されたランドマークとして捉える方が大きい。地図上にあるいは航空写真上に点在する「鍵穴」型の造形物を見ていると、単に有力者の墓と捉えるのではもったいない、何か秘められた造形物であると感じてやまない。古墳群の鳥瞰は壮大で不可思議な景観を醸し出す。現地に立ち、その景観を肌で感じ取り、記録していく事が一つの課題である。

絵画あるいは作品とは何かという課題があるとすれば、至って簡単に考えてしまう。それは自分の欲するところのあるべき姿が自然に現れたと考えている。色々試行錯誤を繰り返す中で出てきた結論である。

自分の欲するところすなわち表現したいものであるが、これが多種多様にあれば、逆にただひとつのことに半永久的に取り組む作家もあると思う。それぞれの立場は尊重されるべきであり、個々の制作姿勢に委ねられる。また、その二つの制作姿勢を平行して継続していく場合もあるだろう。私の場合、現時点では平行して進めている現状である。ただ、常に新しい構想を模索する心掛けは忘れてはいけないと考えている。継続の中に秘める意味は、常に新しい要素を展開する情念に支えられていると感じる。


1983 京都教育大学美術科卒業

2004 関西美術文化展大阪府知事賞、05 同賞、06 新人賞、07 関西美術文化賞、08 奨励賞、10 努力賞

2005 美術文化展新人賞・読売新聞社賞(京都展)、06 新人努力賞、07 佳作賞、08 努力賞、11 奨励賞・損保ジャパン奨励賞・京都府知事賞(京都展)

○ 高槻市美術家協会会員、パブリック・コレクション/高槻市・茨木市


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