[美術文化協会 TOP] >> [会員作品紹介]
人間は、いつしか本来の地球の自然を、自分たちの豊かさや便利さに、心を奪われて破壊し続けてきてしまった。
そんな時代・環境の中で、以前は社会風刺を強く意識した作品を、私は描いてきた。1987年頃から「イメージの発掘」「イメージの構築」と題した作品を描く様になり、自分の内面的な思いが、より素直に表現できると考え、自然が造り出した偶然の造形(浸食・風化などによって形成されたモノ)に魅せられ、奇異で美しい造形に近付こうと、下地作りに専念してきた。そうした下地から見えてくるイメージが、私の作品の原点となる。だから、制作段階で下地造りが、一番重要な課程となっている。そんな自然の造形(下地)を造り続け、原始の人々が、古代の洞穴壁画に描いていた様に、私は、今も画布に、イメージを発掘しようと描いている。
私は幻視人
(追伸)何でも、心の目で描けたら・・・なんと幸せだろうと思う。 2010.9
< 経 歴 >
1949年 名古屋に生まれる
1972年 第28~32回現代美術家協会に出品(東京都美術館)
1977年 第37回美術文化展に出品(東京都美術館)
1983年 第32回中部美術文化展にて集中発表(愛知県美術館)
1984年 '84中部創造美術展(名古屋タイムズ)に招待出品
以後、毎年出品(愛知県美術館)
1988年 第49回美術文化展にて会員となる(東京都美術館)
1989年 瀬尾貢新作展(C・B・Cギャラリー)
1991年 瀬尾貢新作展(C・B・Cギャラリー)
1994年 瀬尾貢新作展(ギャラリー高尾)
1996年 現代の焦展(ギャラリー坂角)東直樹・牧内則雄ら
1997年~99年 瀬尾貢新作展(ギャラリー無我)
その他、グループ展、会員展などに多数出展、日本美術家連盟会員
○ 第82回画集作品
○ 第81回画集作品
○ 第80回画集作品
○ 第79回出品作品
○ 第78回出品作品
○ 第77回出品作品
○ 第76回出品作品
○ 第75回出品作品
○ 第74回出品作品
○ 第73回出品作品
○ 第72回出品作品
○ 第71回出品作品
○ 第70回出品作品
○ 第69回出品作品
○ 第68回出品作品
○ 第67回出品作品
○ 第66回出品作品